堀川を清流に
  堀川1000人調査隊2010

         活動の記録



  上流、下流が、お互いを励まし、応援しあってゆこう!

   第19回 木曽川と堀川・上下流をつなぐ交流会が、名古屋で開催されました。

     
日時  令和5年12月10日(日) 

     会場  堀川クルーズ
          納屋橋〜四間道〜五条橋〜円頓寺 街歩き
          KKRホテル名古屋 (意見交換会)
          
     主催  木曽川と堀川・上下流をつなぐ交流会実行委員会
          堀川1000人調査隊

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事務局より  令和5年12月11日


   令和5年12月10日(日)、第19回 木曽川と堀川・上下流をつなぐ交流会が、名古屋で開催されました。

  名古屋で開催するのは今回が6回目ですが、今回は新しい試みとして、堀川と連携しながら
 まちづくりに取り組む地域の「街歩きツアー」を企画して、上流部から約20名のお客様をお迎えし、
 下流側のスタッフと合わせて約40数名で中身の濃い交流会を実施しました。


   この交流会は、平成19年から22年まで行われた、木曽川の清水を堀川に導水して水質改善を
  試みる社会実験を機に、その水源である木曽地域に名古屋市民が関心をもつ名古屋市民を増やす
  とともに、将来の本格的な木曽川からの導水を願って、市民ベースでの交流を深め、上流にも
  堀川を愛し、応援してくださる方を増やしていこうという目的で続けられてきました。


  特に今年は、木曽川水系連絡導水路を利用した堀川浄化を名古屋市が国に提案したこともあって
 木曽三川と堀川をつなぐ上下流交流は、とても大切な意義をもつようになっています。


   この交流会は、実は、市民だけでなく行政も参加して、官民一体となって交流するところに
 大きな特徴があります。



  今回も、下流側の名古屋では、堀川1000人調査隊など名古屋市民と、名古屋市などの行政が一緒に
 なって実行委員会を立上げ、 約20名のスタッフで、上流域からのお客様をおもてなししました。


  さらに上流からは、木曽広域連合の代表副連合長でもある王滝村の村の越原道廣村長、
 下流側からは名古屋市の河田誠一緑政土木局長にもご参加いただき、上下流の 官民が
一緒になって交流することができました。

 
  この日はまず、上流からのお客様を熱田区の宮の渡しでお迎えし、宮の渡しの船着き場から
 納屋橋までのクルーズを体験していただきました。

  このクルーズでは、「都市水上交通のための人材育成に関する調査」を、実施するため
 名古屋工業大学の学生さんに、「船上ガイド」をつとめていただき、乗船していただいた方に
 アンケート調査も実施いたしました。


  納屋橋で下船した一行は、スタッフの案内により、納屋橋から四間道を通って五条橋
 そして円頓寺商店街の街歩きを体験していただきました。

  普段の旅行ではなかなか体験できない街歩きによって、堀川を活用・連携しながら、急速に
 街の姿を変貌しつつある名古屋の都心の下町の様子を見学していただくことができました。

  
  円頓寺商店街で街歩きを終えた一行は、バスでKKRホテルに移動、昼食をいただいたあと
 意見交換会を行いました。

  意見交換会では、4つのグループに分かれ、それぞれのグループのリーダーのもと
 自由なテーマでいろいろな話が弾んでいました。

  そのあと全体会では、各グループでどんな話が出たのかを報告しあって、情報や話題を
 共有しました。

   最後のフィナーレはいつものように、みんなで記念撮影を行いました。、
 最後まで楽しく、気持ちの良い交流会ができたと思います。


    この日の様子を、当日撮影した写真とあわせて、下記でご紹介させていただきます。

    
     
木曽の各地から朝早く出発した上流の皆さんは、10時過ぎに
熱田区の宮の渡しに到着。

下流側のスタッフがお迎えしました。


さっそく、2隻の船に便乗してクルーズです。





船の中では、上流、下流それぞれの人が一緒になって
会話が弾みました。

こちらは、頼朝号。


こちらは、秀吉号に乗船した人たちです。





名古屋工業大学の学生さんは、船上ガイド初体験。
二人一組で乗り込んで、緊張しながらも、デビュー戦を乗り切りました。




納屋橋に到着した船。
途中、たくさんのサギやカモ、そしてカワウの群れを見るたび
驚きの声が上がっていました。



船から降りたら、街歩きの開始です。
1時間ほどの街歩きのスタートは納屋橋から。

堀川のもっとも古い7つの橋の一つ。五条橋。


四間道の、蔵や古い町家をリノベーションして、どんどん
お店ができ、活性化してゆく街の様子を、とても興味深く
見学されていました。


円頓寺近くの「屋根神様」

木曽地方にはこういうものがないそうで、とても珍しく
感じたそうです。

街歩きの後は、KKRホテルで昼食です。



昼食には名古屋めしも。

上下水道局からは、木曽川の水でつくった「名古屋の名水」も
1缶ずついただきました。
昼食後は、4つのグループに分かれて、思い思いの意見交換会。
今日体験したことの感想や、日頃の生活、問題意識など。




あと継ぎ問題、というのは、上流部にも下流部にも共通した話題でした。
しかし、人口減少問題に悩まれている上流部の方たちにとって
都会の下流部で、NPOや市民活動、はたまた町内会など
様々なところであと継ぎ問題があるというのは意外だったという
声がありました。

そのあとの全体会では、それぞれのグループから
1〜2名の方が、グループの中で話し合われたことを
発表しました。


上流に住む人、下流に住む人、それぞれが微妙に視点が違っていて
気づきあうことが多く、とても有意義な交流会ができたと思います。



交流会の最後は、みんなでにこやかに記念撮影。

予定通り14時45分に閉会しました。

このあと上流の皆さんは、金シャチ横丁で買い物を楽しんでお帰りになりました。





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