堀川を清流に
  堀川1000人調査隊2010

         活動の記録



  上流、下流が、お互いを励まし、応援しあってゆこう!

   木曽川と堀川・上下流をつなぐ交流会が、名古屋で開催されました。

     (第13回 木曽三川がつなぐ山とまち インターネットフォーラム)

   
  日時  平成30年12月1日(土) 

     会場  名古屋城
          KKRホテル名古屋
          堀川クルーズ
          白鳥庭園 白鳥歴史館

     主催  木曽三川がつなぐ山とまちインターネットフォーラム実行委員会
          堀川1000人調査隊

     後援  国土交通省中部地方整備局 名古屋市 木曽広域連合 名古屋都市センター
  
   ⇒本年7月に上松町で開催した第12回木曽川と堀川・上下流をつなぐ交流会の様子はこちら

   ⇒昨年11月に名古屋で開催した第11回
木曽川と堀川・上下流をつなぐ交流会の様子はこちら

   ⇒第10回木曽川と堀川・上下流をつなぐ交流会の様子はこちら

   
⇒第9回木曽三川がつなぐ山とまち インターネットフォーラムの様子はこちら

   ⇒第8回木曽三川がつなぐ山とまち インターネットフォーラムの様子はこちら






事務局より  平成30年12月1日


   平成30年12月1(土)、第13回 木曽川と堀川・上下流をつなぐ交流会が、名古屋で開催されました。

  名古屋で開催するのは今回が3回目ですが、今回は、木曽6町村で募集を開始したら、すぐに定員に達して
 しまうほどの人気だったそうです。

  今年は、7月に名古屋からも上流の木曽郡上松町に出向き、赤沢自然休養林を会場に、
 第12回上下流交流会を開催しましたので、今回は第13回目の交流会となりました。


   ⇒第12回上下流交流会の様子はこちら (平成30年7月1日 上松町にて開催)

   ⇒第11回上下流交流会の様子はこちら (平成29年11月25日 名古屋にて開催)


   この交流会は、平成19年から22年まで行われた、木曽川の清水を堀川に導水して水質改善を
  試みる社会実験を機に、その水源である木曽地域に名古屋市民が関心をもつ名古屋市民を増やす
  とともに、将来の本格的な木曽川からの導水を願って、市民ベースでの交流を深め、上流にも
  堀川を愛し、応援してくださる方を増やしていこうという目的で続けられてきました。


  そして過去12回にわたる交流会で、フェイスtoフェイスの交流を行いながら、その成果をウェブサイトの
 写真集や動画で公開し、インターネットを利用して情報発信が行われ、その結果として、木曽6町村を
 はじめとして、木曽三川流域に、堀川応援隊の輪も広がり、一定の成果をあげてきました。


 今回のテーマは、昨年に引き続き、

 
「堀川はどんな川なのか、現状はどうなっているのか」

 「堀川と木曽は歴史的にどのようなつながりがあるのか」

 「堀川と木曽をつなぐ木材の聖地ともいえる白鳥の貯木場跡地が、今どのように活用されているのか」

 「木曽のヒノキを使ってつくられた名古屋の本丸御殿がどんなに素晴らしいものか」

 というようなテーマを中心に、木曽の皆さんに名古屋のよさを知っていただくとともに、
 名古屋や堀川の抱える課題を、実際に肌で感じていただければ、という趣旨で企画されたものです。


  そして交流会を通して、上流・下流の市民がお互いに励ましあい、応援しあう関係を一層
 強くしてゆこうという狙いもあわせもって開催されました。

  
   この交流会は、実は、市民だけでなく行政も参加して、官民一体となって交流するところに
 大きな特徴があります。



  下流側の名古屋では、堀川1000人調査隊や、名古屋堀川ライオンズクラブを
 はじめとする名古屋市民と、名古屋市などの行政が一緒になって実行委員会を立上げ、
 さらに、堀川1000人調査隊の水質調査活動で活躍する、鯱城・堀川と生活活を考える会の
 皆さんにお願いして、約30名のスタッフで、上流域からのお客様をおもてなししました。


  上流側からは、木曽広域連合と木曽地域の6町村(木祖村、木曽町、王滝村、上松町、大桑村、南木曽町)
 の行政のスタッフが上流側実行委員として企画に加わり、参加者として、一般公募した6町村民、
 約70名が2台のバスに便乗して来名されました。


  さらに上流からは、木曽広域連合の副連合長でもある上松町の大屋誠町長、
 下流側からは名古屋市の伊藤恵美子副市長にもご参加いただき、上下流の官民が一緒になって
 交流することができました。

 
  この日のスケジュールは、午前中に、今年完成を見た名古屋城の本丸御殿を見学
 木曽のヒノキでつくった素晴らしい御殿をみていただいたあと、近くのKKRで昼食を兼ねた
 ミニ懇談会、その後、木曽と名古屋を結ぶ木材の聖地ともいえる白鳥庭園を見学しました。

  最後に、白鳥庭園の近くにある、林野庁中部森林管理局名古屋事務所の、
 「熱田白鳥の歴史館」で、木曽のヒノキと、堀川・名古屋のつながりについて勉強し、
 その後、意見交換会を行いました。

  フィナーレはいつものように、上下流の皆さんの健康や今後の発展を祈ってエールでしめくくり、
 最後まで楽しく、気持ちの良い交流会ができたと思います。


    この日の様子を、当日撮影した写真とあわせて、下記でご紹介させていただきます。

    
     


下流側スタッフは午前9時に名古屋城正門前に集合、事前になかなか
集まることができなかったので、入念な打ち合わせをおこないました。




9時45分頃、上流側からバス2台で、約70名の参加者が名古屋城に
到着。

A〜Dの4つの班に分かれて本日の交流会の開始です。


各班のリーダーの引率で、名古屋城の見学が始まります。



あたたかくて、とても気持ちの良い日になり、一行は、名古屋城の
ボランティアガイドさんの説明を受けながら場内を移動しました。


完成なった、本丸御殿と名古屋城天守閣。


いよいよ本日の最初のプログラム、本丸御殿の見学です。


ボランティアガイドさんの案内で御殿の中を見学。


豪華な御殿に驚きの声が次々と。








御殿の見学のあと、天守閣をバックに記念撮影するA班。


B班の記念撮影。


C班の記念撮影。



D班の記念撮影。



名古屋城見学のあと、近くのKKRホテルに移動して昼食。



各テーブルに上下流の人たちが着席し、テーブルごとにミニ懇談会。



午後はKKRホテルから、徒歩で近くの朝日橋の船着場に移動。

名古屋城築城の資材の運搬にも使われたという堀川が
名古屋城のすぐ近くにあることを、歩いて実感していただきました。


朝日橋の船着場で、船に乗り込みます。


船内の光景です。
船内では各班のサブリーダーによるいろいろな解説をうけました。




木曽から来られた皆さんは、ほとんどの人が、堀川で船に乗るのは
はじめての経験。

船の窓から見る堀川の水辺を楽しみました。


船は約30分かけて名古屋城近くの朝日橋から熱田区白鳥へ。


白鳥の桟橋に船が近づきます。


人道橋の上からみた白鳥付近の光景。
左手は、かつて貯木場のあとです。


白鳥の船着場に到着。



白鳥庭園について、まずは記念撮影。A班のみなさん。


B班の皆さん。


C班の皆さん。


D班の皆さん。


白鳥庭園は、冬を迎える準備も進んでいました。



ユリカモメなど、冬の渡り鳥がいっぱい来ていました。



白鳥庭園は、紅葉が真っ盛り。今年は、今が最高だそうです。

木曽三川や御嶽山などをテーマにつくられた白鳥庭園の水辺で
ちょっと一服。


水琴窟の音を確認します。
う〜〜ん、これがその音かな?
ボランティアガイドさんの案内にも熱がはいります。


白鳥庭園をあとにして、近くの「歴史館」に移動。


各班が次々に歴史館に到着。


たくさん歩いてちょっと疲れた人も。

アンケートを書きながら、つかの間の休息です。


いよいよ交流会のはじまり。




最初に、中部森林局名古屋事務所の木島副所長から、堀川と木材
その産地である木曽とのつながり、木曽からどうやって木材を運んできたか
などの説明を受けました。



昭和3年に撮影された映像から編集、製作された昭和50年代の
NHKのテレビ番組のビデオは、昔の木曽のの木材を山から切り出して
川に落とし丸太を川で流してゆく様子が、克明に記録されていました。

木曽から来た上流の参加者も、「初めて見た!」と感激。

その後の交流会では、上流のかたが、「木やり唄」を披露して
くださいました。



各班の上流側参加者からお一人ずつコメントをいただきました。

戦争中、この白鳥あたりの空襲で煙があがるのを見た、という
お話をされていました。

名古屋に住んでいたことがあるとか、仕事で名古屋によくくるという
人もたくさんいました。

上流の上松町からは、スポーツ仲間をたくさん誘って参加いただきました。


かつて見ていた堀川が、今はこんなに変わって(きれいになって)いることに
驚いた、というお話もありました。


下流側からも今日の交流会の感想をのべていただきました。



最後に上流を代表して、木曽広域連合、副連合長の、大屋誠上松町町長から
コメントをいただきました。

大屋町長は、7月に赤沢自然休養林で開催した第12回上下流交流会にも
ご参加いただきました。



下流側を代表して、名古屋市の伊藤恵美子副市長からもコメントを
いただきました。

伊藤副市長も、7月の交流会に参加していただきました。




フィナーレは、いつものように、上下流の人たちが、それぞれお互いのファンになり、応援しあう関係を築いていきましょう、と気勢をあげ
「エイ、エイ、お〜〜〜〜!」と締めくくりました。







   おともだちを誘って、みんなでたいっぱい調査隊、応援隊を作りましょう。

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