堀川を清流に
  堀川1000人調査隊2010

         活動の記録



  上流、下流が、お互いを励まし、応援しあってゆこう!

   第17回 木曽川と堀川・上下流をつなぐ交流会が、名古屋で開催されました。

     
日時  令和4年11月26日(土) 

     会場  熱田白鳥歴史館 白鳥庭園見学
          
堀川クルーズ
          KKRホテル名古屋 (意見交換会)
          
     主催  木曽川と堀川・上下流をつなぐ交流会実行委員会
          堀川1000人調査隊

   ⇒第16回木曽川と堀川・上下流をつなぐ交流会の様子はこちら

   ⇒第15回木曽川と堀川・上下流をつなぐ交流会の様子はこちら

   ⇒第14回木曽川と堀川・上下流を繋ぐ交流会の様子はこちら

   ⇒第13回木曽川と堀川・上下流をつなぐ交流会の様子はこちら

   ⇒第12回木曽川と堀川・上下流をつなぐ交流会の様子はこちら

   ⇒第11回
木曽川と堀川・上下流をつなぐ交流会の様子はこちら

   ⇒第10回木曽川と堀川・上下流をつなぐ交流会の様子はこちら

   
⇒第9回木曽三川がつなぐ山とまち インターネットフォーラムの様子はこちら

   ⇒第8回木曽三川がつなぐ山とまち インターネットフォーラムの様子はこちら







事務局より  令和4年12月1日


   令和4年11月26日(土)、第17回 木曽川と堀川・上下流をつなぐ交流会が、名古屋で開催されました。

  名古屋で開催するのは今回が5回目ですが、今回はコロナに配慮して人数を絞ったこともあって、
  木曽6町村で募集を開始したら、すぐに定員に達してしまうほどの人気だったそうです。

   今年は、6月25日に名古屋からも上流の木曽郡南木曽町に出向き、妻籠を会場に、
 第16回上下流交流会を開催しましたので、今回は第17回目の交流会となりました。


   ⇒第16回上下流交流会の様子はこちら (令和4年6月25日 南木曽町にて開催)

   ⇒第15回上下流交流会の様子はこちら (令和元年年11月30日 名古屋にて開催)


   この交流会は、平成19年から22年まで行われた、木曽川の清水を堀川に導水して水質改善を
  試みる社会実験を機に、その水源である木曽地域に名古屋市民が関心をもつ名古屋市民を増やす
  とともに、将来の本格的な木曽川からの導水を願って、市民ベースでの交流を深め、上流にも
  堀川を愛し、応援してくださる方を増やしていこうという目的で続けられてきました。


  そして過去16回にわたる交流会で、フェイスtoフェイスの交流を行いながら、その成果をウェブサイトの
 写真集や動画で公開し、インターネットを利用して情報発信が行われ、その結果として、木曽6町村を
 はじめとして、木曽三川流域に、堀川応援隊の輪も広がり、一定の成果をあげてきました。


 今回のテーマは、前回、令和元年に名古屋で実施した第15回に引き続き、

 
「堀川はどんな川なのか、現状はどうなっているのか」

 「堀川と木曽は歴史的にどのようなつながりがあるのか」

 

 というようなテーマを中心に、木曽の皆さんに名古屋のよさを知っていただくとともに、
 名古屋や堀川の抱える課題を、実際に肌で感じていただければ、という趣旨で企画されたものです。


  そして交流会を通して、上流・下流の市民がお互いに励ましあい、応援しあう関係を一層
 強くしてゆこうという狙いもあわせもって開催されました。

  
   この交流会は、実は、市民だけでなく行政も参加して、官民一体となって交流するところに
 大きな特徴があります。



  下流側の名古屋では、堀川1000人調査隊など名古屋市民と、名古屋市などの行政が一緒に
 なって実行委員会を立上げ、 約20名のスタッフで、上流域からのお客様をおもてなししました。


  上流側からは、木祖村、木曽町、王滝村、上松町、大桑村、南木曽町の6町村で構成される
 木曽広域連合の行政のスタッフが上流側実行委員として企画に加わりました。

  そして一般公募した6町村民とスタッフ、あわせて25名が1台のバスで来名されました。


  さらに上流からは、木曽広域連合の代表副連合長でもある南木曽町村の向井裕明町長、
 下流側からは名古屋市の松雄俊憲副市長にもご参加いただき、上下流の官民が一緒になって
 交流することができました。

 
  この日はまず、上下流の参加者がそれぞれ8つのグループに分かれ、午前中に熱田白鳥歴史館と、
 すぐ近くの白鳥庭園を見学しました。

  そのあと、白鳥桟橋から朝日橋(名古屋城)までのクルーズを楽しみ、KKRホテルで昼食をいただいたあと
 意見交換会を行いました。

  意見交換会の直前には、偶然でしたが、愛知県政150周年を記念するブルーインパルスの飛行ショーが
 名古屋城の上空で行われ、それをKKRホテルの窓から見物することができたので、木曽から参加された
 皆さんには大変喜んでいただきました。

   フィナーレはいつものように、みんなで記念撮影を行いました。、
 最後まで楽しく、気持ちの良い交流会ができたと思います。


    この日の様子を、当日撮影した写真とあわせて、下記でご紹介させていただきます。

    
     
木曽から早朝に出発した上流側の参加者は、午前10時に
熱田白鳥の歴史館に到着。

下流側のスタッフ、参加者がお迎えして合流し、館内で
木曽の木材と堀川のかかわりについて説明を受けました。


会場の後方には、木曽川を使って名古屋まで木曽のヒノキを運んだ
「木曽式伐木運材法」の絵巻が展示されていて、説明の後
思い思いに見学をしていました。




ここでは著作権の関係で写真をご紹介できませんが、昭和54年に
NHKで放送された番組のビデオも見せていただきました。

そこには昭和3年当時、木曽の山から木材を切り出して
筏に乗って川を下る様子がモノクロの画像で紹介されていて
「初めて映像で見て見て感動しました」という声がたくさんありました。


そのあと11時から約1時間、紅葉真っ盛りの白鳥庭園を見学しました。







参加者は7つのグループに分かれて、ボランティアガイドさんの
説明を受けました。



各グループ、上流、下流の参加者が一緒になって記念撮影。







白鳥庭園の見学の後は、徒歩で10分弱の白鳥の桟橋に
グループごとに徒歩で移動しました。

二つの船に分かれて乗り込みます。



徒歩の途中には、白鳥公園を横目に見て移動しましたが
ユリカモメが見事に整列していてびっくりでした。




はじめて堀川で船に乗る経験をした参加者が多く、陸上からは見られない
独特の光景を楽しみました。


船の中では下流側スタッフがガイド役をつとめました。



船を降りた後、KKRホテルでグループごとに分かれて食事をしていると
13時45分頃、ブルーインパルスが飛んできて、空に模様を描き始めました。






この日を狙って、この空が見える会場を予約したわけではないのですが
名古屋の人でもなかなか見られなかったブルーインパルスの航空ショーを
偶然間近に見ることのできた木曽の人々は大喜び。

写真や動画を撮影していました。



昼食メニューは、極力名古屋の味を取り入れたメニューにしていただきました。

みそ汁はもちろん赤味噌。

ちなみに、木曽の人たちは、日常は白みそなんだとか。

食事の後、所用で中途で退席されることになった南木曽町の
向井裕明町長から、最初にご挨拶をいただきました。




その後の意見交換会の様子です。
各グループから順番に、この日の感想などを発表いただきました。



上流側の市民に対する下流側からの質問もあって、意見交換会は
双方向になり、非常に盛り上がりました。

たとえば、最近の御嶽海の成績に対する心配など・・・・・

各グループからの発言が次々に行われました。




最後に、名古屋市の松雄俊憲副市長が、ご挨拶されました。


フィナーレは、いつものように、上下流の人たちが一緒になって記念撮影で締めくくりました。









   おともだちを誘って、みんなでたいっぱい調査隊、応援隊を作りましょう。

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