堀川を清流に
  堀川1000人調査隊2010

         活動の記録




     第37回調査隊会議が開催され、官民62名が出席しました。

      
        
堀川の18年間の変化、6月に発生したボラの大量死

         6月に降った2度の大雨と新堀川の不思議、 などについて仮説を立てて報告しました。

     

        
      
  日時   令和7年10月18日(土)   13:30〜16:00

        場所   名古屋都市センター11F
 (名古屋市中区金山1−1−1 金山南ビル内)


          ⇒市民調査隊によるレポートはこちら

          ⇒名古屋市によるレポートはこちら

          
⇒前回(第36回)の調査隊会議の様子はこちら

            ⇒第22回堀川一斉調査のご案内はこちら(令和7年10月30日)









事務局より   令和7年10月22日(土)


 令和7年10月22日(土)、第37回調査隊会議が、中区の名古屋都市センター11階ホールで開催され
 今回も、市民、行政あわせて62名にご参加いただきました。


 名古屋市からは、松雄俊憲副市長に、そして国土交通省中部地方整備局からは、高畑栄治河川部長にも
ご出席いただきました。

  わたくしたち堀川1000人調査隊の活動について、より深くご理解いただいたことに、感謝したいと思います。



 今回の会議では、まず名古屋市から、堀川浄化のための各局の取組についての最新情報を
お聞きしました。


 特に、緑政土木局土木局からは、堀川上流部で、歴史的な経緯から「川幅が広くなっていて」
流速が遅くなって淀みやすく、水中の浮遊物が沈殿して堆積しやすくなっている北清水橋上流から
田幡橋上流にかけての「流路の改善工事の実施」について、詳細な報告がありました。


 これについては、わたくしたち市民調査隊の観察による指摘から、名古屋市が超音波を使った
川底の状況の実態調査などを実施し、最終的に「覆砂」という工法を使って実施することになったもので
民と官の協働の大きな成果ではないかと思います。


 また同様に、城北橋に設置されているごみキャッチャーから、たまったごみが上げ潮時に
上流に向かって逆流してしまい、堀川上流部を集積した枯葉のごみなどが行ったり来たりして
景観を悪くしているという指摘も、市民調査隊から指摘をされていました。


 これに対しても、名古屋市から、ごみキャッチャーの逆流の様子を、定点カメラを用いて
降雨、潮位等の状況との関係、減少等を詳細に調査した報告があり、今後、再遡上防止のための
対策を実施する予定であることが報告されました。



  これらについての詳細は下記に掲載してありますので、そちらをご覧ください。

   ⇒名古屋市によるレポートはこちら

 
 また、行政報告の後の市民報告では、事務局より、次のようなことについて
 仮説を立てて説明いたしました。


 1) 過去18年間の調査データを、年度別、上流部・中流部・下流部の流域別に分けて
    水質の改善の状況を整理し、名古屋市がこれまで実施してきた、どの施策が
    どのようにしていつごろから効果を発揮して水質が改善してきたかを、データをもとに
    分析した結果を報告しました。

    また改善が遅れている中流部について、これから予定されているヘドロの浚渫などの
    施策、あるいはきれいな水の導水などによって、今後どのように改善されていくのかについて
    事務局が推測している見通しを報告しました。


 2)6月に中下流部で8年ぶりに発生したボラの大量死(1200尾)について、
   原因と思われるもの、そして大量死が発生したメカニズムについて仮説を立てて説明しました。

   また、この大量死は、決して堀川の水質が悪化したから発生したわけではなく、むしろ
   水質が改善して、魚の生息数が大幅に増えたために、たまたま今年の異常な高温と
   降雨と、大潮という悪条件が重なって発生した可能性があることを報告しました。

 3)6月に2度降った大雨で、1回目の大雨の時は、その後新堀川がひどく白濁したのですが、
   その数日後に降った大雨のあとは、新堀川がむしろきれいになって、しばらく(約1週間)ほどは
   水質の良い状態が続いていました。

   この現象の理由について、事務局で仮説を立てて説明しました。


 このあと、市民と行政の間で質疑応答や意見交換が行われました。

 その中で、事務局より次のような提案を、名古屋市に対して行いました。

  「新堀川は自前の水源がないために、水質改善に苦労している。

   水質の悪化は、空から降った雨を、生活排水と一緒に下水管に混ぜて流し
   大雨の時は、管内が満杯になってしまうため、汚れた水があふれて
   雨水吐から新堀川に流出してしまい、それが汚濁減になっていることがわかっている。

   それならば、新堀川の周りには大規模な有力企業の工場などがたくさんあるし
   公共施設もあるので、そうした企業などに協力を仰ぎ、規制を緩和して、工場などの
   大きな屋根に降った雨を、生活排水に混ぜずに、直接新堀川に流してもらうことは
   できないだろうか」

   
 つまり、

   「空から降った雨水を、貴重な天然の水資源ととらえ」
   「新堀川の浄化用水として」
   「雨水と下水を混ぜずに、屋根に降った雨を、そのまま新堀川に流してほしい」

  という提案です。

  新堀川の浄化に役立てるために、名古屋市と、名古屋を代表するような有力企業群が
  力を合わせて、困難な新堀川の浄化が進んでゆけば、非常に素晴らしい
  「名古屋のサクセスストーリーになりえます。

  それが、名古屋という都市の文化的な魅力向上につながるのではないか、

  そういう観点も踏まえた市民提案をさせていただきました。

  
  この提案については、会議に出席された松雄副市長からも、とても魅力のある提案なので
  企業の方々にトップ同士で働きかけたり、それを実現する組織作りを考えたり、具体的に
  動き始めてみたい、というお言葉をいただきました。
  
     

 これらの報告の詳細は、下記に詳しく掲載してありますので、そちらをご覧ください。
  
   ⇒市民調査隊によるレポートはこちら


 
 
以下に、この日の様子(写真と新聞記事)を、下記に掲載し、ご紹介します。



中日新聞 2025年(令和7年)10月22日 名古屋市民版(朝刊)



冒頭、挨拶された、堀川1000人調査隊2010実行委員会の阪野会長。


調査隊会議の様子です。


報告する事務局長。


会場からの質問。


会場からの質問。





会場からは学識経験者その他の方から次々に発言いただきました。








会議に参加した感想を述べられた、国土交通省中部地方整備局 畑河川部長




最後にあいさつされた名古屋市の松雄副市長。

いろいろ良いご意見もいただいたので、市民の皆様と協力して
前向きに進めていきたい、と感想を述べられました。

フィナーレは、ライオンズロアー。

両腕を突き上げ、みんなで元気よく
「ウォーーー」と吠えました。






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