| 堀川を清流に |
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令和7年6月25日に、堀川中下流部で発生したボラの大量死(1200尾)について 堀川1000人調査隊事務局が、そのメカニズムの仮説を立ててみました。 |
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事務局より 令和7年7月1日 先日6月26日の朝、堀川の中下流部、松重橋付近からきらく橋付近にかけて ボラの死魚が約1200尾浮いているのを住民が見つけ、名古屋市が確認したところ 酸欠が原因ではないかと思われるとの発表がありました。 (資料番号 1) 堀川1000人調査隊では、これまでも堀川で発生したボラの大量死について データを整理してきています。 (資料番号 2) 今回の大量死は、2017年7月26日に発生して以来、8年ぶりのことです。 堀川では最近、ボラやアユの幼魚が、上流部の猿投橋付近でたくさん確認され 海からの遡上の可能性が高いと事務局では考えていますが、特にこの8年間 ボラの大量死が見られなくなった時期と、上流部でボラ・アユなどの幼魚が確認される 時期が一致していることから、これらの幼魚は、水環境の良くなった堀川中流部を 通り抜けて遡上できるようになってきたのではないかと考えています。 ところで、下記の資料でもわかる通り、これまでもボラの大量死は、5月から7月の 気温の上昇する時期に、大潮と大雨が重なった時に発生していることが多いことが 分かっています。(資料番号2) 今回も、6月中旬から急激な気温の上昇があったところに、死魚が発生したとみられる 6月25日の大潮の前に、まとまった降雨がありました。(資料番号3) 事務局では、下記の事実と、これまでの調査隊のデータの蓄積から、 今回のボラの大量死のメカニズムについて、次のような仮説を立てました。 今後、同様の事象が起きるときに、この仮説が正しいかどうか、検証できればと思います。 (もちろん、ボラの大量死が発生しないことが一番ですが) 事実関係 1)6月25日に、白鳥付近で定点観測活動をしていた「地球倶楽部調査隊」から 死魚が浮いているという報告があった。(資料番号5) 2)新堀川で観察活動を行っている堀川応援隊の川本さんという方から 6月25日の朝、新堀川上流区間で、水域が貧酸素化して硫化物が生成され 底泥が浮上・浮遊。白濁している様子が報告された。(資料番号4) 3)納屋橋では、6月26日の19時頃(満潮時間帯)に、水から外に上がっている モクズガニの姿が、事務局によって確認された。 水の中の酸素が不足していたためと考えられる。 (=強混合状態の貧酸素水塊) (資料番号5) 事務局が立てた今回のボラ大量死のメカニズムの仮説 1)ボラは、貧酸素の水塊に巻き込まれて、6月25日に熱田区付近で死んだと思われる。 2)その貧酸素水塊は、 @ 新堀川で生成されて堀川に流出した A 堀川の川幅が下流に向けて広がる、住吉橋〜新堀川合流点間の底層で生成 3)上記2つの要因で生成された貧酸素水塊が、大潮の上げ潮時間帯に、住吉橋上流 (川幅が狭くなり、水深が浅くなる)に、強混合状態の貧酸素水塊となって遡上した。 4)その、強混合状態の貧酸素水塊に、ボラの群れが巻き込まれ、死魚が発生した。 (資料番号5) 5)強混合型の遡上については、資料番号5 の下をご覧ください。 6)大潮時に、貧酸素水塊が住吉橋付近に遡上、移動するイメージについては、 資料番号6 をご覧ください。 |
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参考 2025年6月27日 中日新聞朝刊記事より |
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