堀川を清流に |
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第27回調査隊会議が開催され、官民約60名が出席しました。 露橋水処理センターの高度処理稼働の効果で、 松重閘門付近の堀川で、悪臭を感じなくなってきました! 新堀川のヘドロ浚渫の効果が、向田橋付近で見え始めてきました! 日時 令和2年11月14日(土) 13:30〜16:00 場所 名古屋都市センター ⇒市民調査隊によるレポートはこちら ⇒名古屋市によるレポートはこちら ⇒前回の第26回調査隊会議の様子はこちら |
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事務局より 令和2年11月14日(土) 令和2年11月14日(土)、第27回調査隊会議が、金山の名古屋都市センターで開催されました。 今回も、市民、行政あわせて約60名にご参加いただきました。 この第27回調査隊会議は、当初10月10日に開催を予定されていましたが、台風の接近で、大事をとって この日に延期されたものです。 また、前回、第26回調査隊会議は、新型コロナウィルスの流行初期に予定されていたため、参加者の皆さんの 安全のため開催が中止されましたので、およそ1年ぶりの会議の開催となりましたが、今回も、官民あわせて 約60名の方にご参加いただきました。 ウィルスの感染防止のため、マスクの着用や、座席の感覚保持、手指の消毒、扉の開放など、可能な限りの 対策を取ったうえで会議は実施されましたが、今回も、非常に内容の充実した会議になりました。 最初に、事務局より、第27ステージにおける市民調査隊の調査報告をさせていただきました。 今回特筆すべきは、これまで中川運河からの排水で、悪臭や濁りなどが目立っていた松重閘門付近の堀川ですが 近くにある中川運河の露橋水処理センターの施設が、3年前から高度処理化が完成し稼働を開始し、稼働前後の 3年間の水質調査データを比較すると、明らかに堀川の水質が改善し、悪臭がほぼ消えていることがわかったことです。 また新堀川では、2年前にヘドロの浚渫が終わりましたが、同じようにヘドロが浚渫されても、最上流に近いところと やや下流の向田橋付近を比較すると、最上流ではヘドロの改善の効果がまだ見えてきていないのに対し、やや下流の 向田橋付近では、ヘドロの浚渫後、白濁や悪臭が減るなどの効果が見えてきたことも報告されました。 この最上流と、やや下流の条件の違いは、海水の遡上によって、下流側ではある程度水が入れ替わる可能性が あるのに対し、最上流では、ほとんど水が入れ替わっていないのではないかと考えられることです。 つまり、ヘドロを浚渫するだけでは水質改善の効果に至らず、水を循環させる、水が入れ替わる、あるいは清水を 導水するなどの別の要因をかさねて行うことが必要ではないかということであり、こうした市民からの指摘を行政に伝え、 今後の新堀川の水質改善のための検討にこの情報を役立てていただくことになりました。 また行政からの堀川改善のための施策などの説明の後の質疑応答では、堀川や新堀川のの水面のごみが、 護岸のくぼんだ部分にたまりやすいこと、ごみがたまるタイミングは、引き潮時であり、潮が満ちてくると、ごみは くぼみから出て行って遡上してゆくことがわかってきたことが報告されました。 この情報を、行政を通じて、水面の清掃活動をしていただいている清港会さんにお伝えし、効率的にごみの除去を することに役立てていただくことにしました。 そのほか、新堀川最上流の堀留水処理センターが、都心部のまちづくりの一環として、施設上部の有効活用が 検討されているという報告が上下水道局からあり、それにあわせて、ぜひ新堀川水質改善のための方策を同時に 実施していただきたい、という市民の要望を採択し、行政にお願いいたしました。 この日の報告された事項は下記で詳しくご紹介していますので、ぜひご覧ください。 ⇒市民調査隊によるレポートはこちら ⇒名古屋市によるレポートはこちら |
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以下、当日の様子を写真でご紹介します。 |
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会議の前に、出席者全員が、ソーシャルディスタンスを保ちながら記念撮影しました。 |
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