堀川を清流に |
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昨日4月25日に、地球倶楽部調査隊がカワウの大群に遭遇したとの知らせを受けて 事務局で現地を調査、大量のハゼの仲間(幼魚)が遡上しているのを確認しました。 日時 平成30年4月26日(木) 場所 白鳥橋〜錦橋 |
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事務局より 平成30年4月26日(木) 平成30年4月25日(水)、地球倶楽部調査隊が、熱田記念橋、御陵橋付近で 定点観測調査をしていたときに、カワウの大群が魚を狙って集まっているところに遭遇、 写真を送ってくださいましたが、事務局で翌26日、現地の状況を確認いたしましたので レポートをご紹介します。 地球倶楽部調査隊から御陵橋の上流側にいたカワウの群れの写真(4月25日15時30分頃)を 送っていただきました。 4月26日に事務局で白鳥付近から上流の様子を確認しました。 この日は、カワウは3羽でした。 水際でボラの幼魚とハゼの仲間の幼魚の群れが確認されました。 カワウはこれらの魚を捕食するために飛来しているものと考えられます。 その他、アオサギもこの魚たちを狙っていました。 水際にいたカルガモも水の中に嘴をいれていました。 何を食べていたのでしょうか。 ボラとハゼの仲間の幼魚は、上流をめざして移動していました。 ボラの幼魚の群れは、水面よりも少し深い場所をとても速いスピードで移動していたため、 群れの撮影はできませんでした。 表層水の酸素の状態が比較的良好だと考えられます。 群れから離れた個体が撮影できました。 水際にいるハゼの仲間を白鳥付近から錦橋まで歩いて確認したところ、すべての地点で 確認できました。 この間の約5kmで、1mあたり10尾程度(本当はもっと多い?)いたと想定すると、 両岸で10万尾のハゼの仲間が上流をめざして移動していることになります。 これが毎日続いているとすると、とんでもない数のハゼの仲間が堀川を遡上していることになります。 写真1:地球倶楽部調査隊撮影 カワウの群れ 写真2:旗屋橋(白鳥)上流向き 写真3:瓶屋橋下流向き 写真4:ボラの幼魚 写真5:ボラの幼魚 写真6_ハゼの仲間幼魚 写真7_ハゼの仲間幼魚 写真8_カワウ 写真9_アオサギ 写真10_カルガモ |
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写真1 御陵橋から北(上流側)に向けて撮影 地球倶楽部調査隊 2018/4/25
15:30頃 |
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