堀川を清流に
  堀川1000人調査隊2010

         活動の記録


   
   堀川左岸雨水調整池の工事現場の見学をしてきました。

       平成28年11月26日  堀川1000人調査隊2010実行委員会

       レポート 調査隊事務局




事務局より   平成28年11月26日(土)

 堀川の浄化に大きな効果があると期待されている、堀川左岸雨水滞水池。

 平成31年3月末の完成を目指して、工事が進んでいます。

 すでに平成22年5月から稼働開始している堀川右岸雨水滞水池については
今年9月に開催した第19回調査隊会議でも、その効果が検証されており
この滞水池の効果があると考えられる堀川上流部では、雨が降った翌日でも
堀川があまり汚くならないことがわかってきました。

 現在工事中の左岸滞水池が稼働を開始する平成31年には、さらに堀川が
きれいになることが期待されているゆえんです。

 その堀川左岸滞水池は、堀川の浄化対策としての滞水池のほかに
おもに北区内の比較的低い地域の浸水対策として築造される雨水調整池と
一緒に工事が進んでいます。

 この施設は、地下約30mの深さに、直径約3mのトンネルが東西2kmに2本
のびており、北側のトンネルが堀川浄化対策用、南側のトンネルが浸水対策用と
なっています。

 このほど、堀川1000人調査隊2010実行委員会では、名古屋市上下水道局の
ご協力を得て、この施設の工事現場の見学会を実施いたしました。

 調査隊の皆様にも、この施設のイメージがわかっていただけるよう、事務局が
下記にレポートしましたのでご紹介させていただきます。

名古屋市北区(市役所から北に約1KM)のところにある工事現場。
ここから地下30mまでたて穴を掘って、そこからトンネルが2本スタート
しています。
右側うしろ(北側)に見える建物が、名城水処理センターです。

実行委員会のメンバーは、まず名城水処理センター3階の会議室に集まり
名古屋市上下水道局の皆さんから、今回の施設の概要などの説明を
うけました。

下記にそのときの資料をご紹介しておりますのでぜひご覧ください。
いよいよ工事現場の見学です。たて穴の入り口に向かいます。


仮設のエレベーターを使って、順番に地下に降りてゆきます。


たて穴を降りてゆくエレベーター。


たて穴の底から見上げた青空です。


たて穴のそこからは2つのトンネルが伸びてゆきます。
左のトンネルが、北側を東に向かってのびる堀川浄化対策用の
雨水滞水池、右のトンネルが、南側を東に向かってのびる浸水対策用の
雨水調整池です。


今回の見学は、南側の浸水対策用の雨水滞水池。
完成後は、このトンネル自体が雨水をためるプールの役割を
果たします。



雨水滞水池を歩いて見学します。

工事用の資材や人を運ぶトロッコ電車も使いました。

トンネル内で説明を受けました。


トンネル掘削の時、固い石や流木も出てきて、掘削工事は難航したそうです。


トンネル内で記念撮影。

ふたたびトロッコ電車でトンネルの中から帰ってきました。






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