堀川を清流に
  堀川1000人調査隊2010

         活動の記録




   メキシコシティ上下水道局の視察団が名古屋を訪れました。

    堀川1000人調査隊の市民活動や、名古屋市との協働を紹介しました。

      日時  平成27年7月24日(金) 13:30〜16:30

      場所  朝日橋〜名古屋港〜中川運河

      


事務局より   平成27年7月24日(金)


  名古屋市とメキシコ市(メキシコシティ)は昭和53年(1978年)2月16日に姉妹都市提携を結んでいます。

  そのメキシコ市は、湖を埋め立てて建設された都市であり、水源の6割以上を地下水に依存しているため
 人口の増加に伴う急激な都市化が進むとともに、地下水の過剰なくみ上げによる地盤沈下が大きな問題になっており
 下水再生水を積極的に活用を諮っているのだそうです。

  そうしたメキシコ市に対し、今年7月、名古屋市上下水道局が技術協力の一環として、メキシコ市上下水道局から
 6人の視察団を受け入れ、名古屋市の下水道についての研修を行っています。

  視察団一行は、7月11日に来日、8月1日の帰国までの3週間、下水道施設の見学、環境や広報活動への
 取組などを視察していますが、7月24日は、午前中に名古屋市緑政土木局河川計画課から、堀川の浄化に
 関する座学を受けたあと、午後、堀川を船の上から視察、同時に堀川1000人調査隊など、活発な市民活動に
 ついて視察をするプログラムが組まれました。

  この水上視察については、堀川1000人調査隊事務局が同行し、堀川から名古屋港、そして中川運河までを
 水上でご案内し、また市民の皆さんが懸命に取り組まれている水質調査活動や、フラワーフェスティバル、
 エコロボットコンテストなどの「にぎわいづくり」、「啓発活動」などについて、詳細な説明をさせていただきました。


  一行は午後朝日橋に集合し、まずは名古屋が誇る名古屋城が、堀川と密接な関係を有することを実感して
 いただくため、お城をお堀越しに見ていただきました。

  また、堀川経由で運ばれた。木曽のヒノキを使って作られた名古屋城が、残念なことに第2次世界大戦で焼失し、
 市民の熱意で、鉄筋コンクリートで再建されたこと、そして東北の震災などを経て、耐震化のために、木造による
 建替え案も含めて検討がなされていることなどを説明させていただきました。

  
  船の上では、堀川のクルージングを楽しんでいただく一方、堀川に住む生き物や、フラワーフェスティバルなどの
 市民の手作りのイベントが行政との協働で行われている様子などを写真でご紹介しました。

  堀川1000人調査隊の定点観測活動や自由研究隊のレポートなどが、大学・行政との連携で幅広く活用され
 堀川の実態解明が進んでいること、この10年ほどの間に、堀川が非常にきれいになってきていることなども
 ご紹介しました。

  実際この日は、非常に暑い午後となり、メキシコ市から訪れた方々にとっては、初めて経験するような
 むし暑い日となり、おりしも引き潮で水面が下がって、堀川はかなり条件の悪い状態でしたが、窓をあけても
 ほとんどにおいを感じないほどでした。

  船の中では、一方的な説明だけでなく、色々な質問もいただいたり、メキシコ市での川を使ったにぎわいづくり
 などの実例も教えていただいたりして、非常に活発に話がはずみました。

  視察団の方からは、「あなたたちの活動は本当に素晴らしい!」との言葉もいただきました。

  船を降りるときには、堀川ライオンズクラブがいつも例会の最後に行う、「ライオンズ・ロア」を一緒にしていただき
 みんなで一斉に、「ウォーーー!」と吠えて楽しく視察研修を終えました。

 















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