堀川を清流に
  堀川1000人調査隊2010

         活動の記録



   納屋橋の空心菜日記 2014

    
平成26年6月20日(金)設置 実験開始  10月 実験完了予定

    
   場所  納屋橋船着場付近

       主催  恵那農業高等学校+名古屋堀川ライオンズクラブ  

        ⇒空心菜日記(2010)はこちら

        ⇒空心菜日記(2011)はこちら

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事務局より  平成26年10月28日

中日本建設コンサルタント(株)かわせみ調査隊のレポートです。

19週目(11月5日)の空心菜の様子

 かわせみ調査隊です。
 19週目(11月5日)の空心菜の様子です。

 観察時の堀川は中潮の干潮時間帯でした。

 水の色は灰黄緑色でした。
 水際を見ると水面付近の水は透明感があるのですが、全体的には濁りを感じます。

 底層の水が白濁しているのかもしれません。

 空心菜は全体的に元気がありません。
 葉が枯れて、水に浸かり、腐っている部分もあります。

写真1_堀川の様子
写真2、3、4_空心菜の様子








事務局より  平成26年10月28日

中日本建設コンサルタント(株)かわせみ調査隊のレポートです。

18週目(10月28日)の空心菜の様子

 かわせみ調査隊です。
18週目(10月28日)の空心菜の様子です。

 観察時の堀川は中潮の下げ潮時間帯でした。

 17週(10月21日)に咲いていた白い花は見られませんでした。
ちぢれた葉が多くなり、全体的に元気が無い状態です。

 気温が下がってきたためでしょうか。

 空心菜の茎にモクズガニが脱皮した後の抜け殻が引っかかっていました。
 堀川では例年9月から11月にモクズガニが産卵のために降下する姿が見られます。

 今季はまだモクズガニの姿を見ていませんでしたので心配をしていました。

写真1_堀川の様子
写真2、3_空心菜の様子
写真4_モクズガニ(抜け殻)








事務局より  平成26年10月21日

中日本建設コンサルタント(株)かわせみ調査隊のレポートです。


17週目(10月21日)の空心菜の様子

 かわせみ調査隊です。
 17週目(10月21日)の空心菜の様子です。

  観察時の堀川は中潮の上げ潮時間帯でした。
 昨日からの雨の影響でしょうか?浮遊物が多く見られました。

 空心菜は白い花が4つ咲いていました。

 昨年(平成25年)は咲きませんでしたが、平成23年と24年とほぼ同時期の開花です。

 空心菜の葉は一部がややちぢれた状態になっていました。
 今までになったことがない状況です。

 写真1_堀川の様子
 写真2、3、4_空心菜の様子








事務局より  平成26年10月14日

中日本建設コンサルタント(株)かわせみ調査隊のレポートです。

16週目(10月14日)の空心菜の様子

 かわせみ調査隊です。
 16週目(10月14日)の空心菜の様子です。

 昨日(13日)の深夜に台風19号通過。
台風の本体は三陸沖に抜けて温帯低気圧になりましたが、吹き返しの風が強い状態でした。

 観察時の堀川は中潮の下げ潮時間帯でした。

 今日の昼間の水位差(名古屋港予測値:天文潮位)は、1m以内であり、流れは緩やかでした。

 堀川の水は白濁していました。硫化水素の臭いはしませんでした。

 空心菜は台風の影響もなく元気でした。

 写真1_堀川の様子
 写真2、3、4_空心菜の様子








事務局より  平成26年10月6日

中日本建設コンサルタント(株)かわせみ調査隊のレポートです。

15週目(10月6日)の空心菜の様子

 かわせみ調査隊です。
 15週目(10月6日)の空心菜の様子です。

 台風18号通過後、雲は残っていましたが青空が広がりはじめていました。

 堀川は中潮の上げ潮時間帯でした。
 上流向きの流れが非常に強く、水面のゴミが帯状になり上流に向かって流れていくのが見られました。
 水の中はヘドロが巻き上がっていました。

 空心菜の実験場は、水が真っ黒でした。

 空心菜は台風の影響もなく元気です。
 葉に大きな穴が開いています。アオムシがいるのでしょうか。

 写真1_堀川の様子
 写真2、3、4_空心菜の様子







事務局より  平成26年9月29日

中日本建設コンサルタント(株)かわせみ調査隊のレポートです。

14週目(9月29日)の空心菜の様子


 かわせみ調査隊です。
 14週目(9月29日)の空心菜の様子です。

 堀川は中潮の下げ潮時間帯でした。

 今日の堀川は表層水に透明感があり、きれいに感じました。

 堀川のリバーウォークに植えられた四季桜の葉が少し秋の色に変わりはじめました。
 しかし、空心菜は元気です。

 北向きに伸びた茎がとうとう北側の護岸に届きました。

写真1_堀川の様子
写真2、3、4_空心菜の様子

堀川の様子


空心菜の様子


空心菜の様子


空心菜の様子





事務局より  平成26年9月22日

中日本建設コンサルタント(株)かわせみ調査隊のレポートです。

13週目(9月22日)の空心菜の様子

 かわせみ調査隊です。

 13週目(9月22日)の空心菜の様子です。

 堀川は中潮の干潮時間帯でした。
 今日の堀川は透明感がなく、黒っぽく濁っていました。

 空心菜はもう少しで北側の護岸に届きます。
 今年の空心菜は、昨年までよりも1枚1枚の葉が大きいです。
 今年はダニとイモムシの食害の影響がなかったためでしょうか。

写真1_堀川の様子
写真2、3、4_空心菜の様子

 堀川の納屋橋付近で全長が10cm〜20cmのボラの群れを確認しました。
この時期に見られたボラの群れは、昨年まで10cmクラスの比較的小さい個体でしたが、
今年は20cmクラスのボラが混じっています。

 カワウが1羽飛来し、ボラの群れを追い回して、上手に捕まえて食べていました。

写真5〜8_ボラとカワウ

堀川の様子


空心菜の様子


空心菜の様子


空心菜の様子


ボラとカワウ


ボラとカワウ

ボラとカワウ

ボラとカワウ




事務局より  平成26年9月16日

中日本建設コンサルタント(株)かわせみ調査隊のレポートです。

12週目(9月16日)の空心菜の様子

 かわせみ調査隊です。
 12週目(9月16日)の空心菜の様子です。

 堀川は小潮の満潮時間帯でした。
 今日の堀川は透明感があり、見た目も良好でした。

 空心菜は1週間前と大きな変化が見られませんでした。
 少し気温が下がり、成長が鈍くなったのかもしれません。

 空心菜の実験場には、カダヤシがたくさんいました。
 カダヤシ以外の魚は見られませんでした。

 先週の水曜日(10日)の夕方、2羽のカワセミが実験場から飛び去るのを見ました。
 実験場にいるカダヤシを餌にしていると考えられます。

 カワセミは下流に向かって飛んでいきました。








事務局より  平成26年9月8日

中日本建設コンサルタント(株)かわせみ調査隊のレポートです。


11週目(9月8日)の空心菜の様子


 かわせみ調査隊です。
 11週目(9月8日)の空心菜の様子です。
 
 堀川は大潮の干潮時間帯でした。
 空心菜の実験場は泡がブクブク湧いていて、真っ黒でした。

 空心菜の浮島は横に伸びた茎と葉が、あと60cmぐらいで北側の護岸に届きます。

 水中は酸素が不足しているのか?ベンケイガニが水の上に出ていました。
 写真はとれませんでしたが、実験場にシジミチョウやギンヤンマ、イトトンボの仲間が
来ていました。

写真1_堀川の様子
写真2、3_空心菜の様子
写真4_ベンケイガニ










事務局より  平成26年9月3日

 恵那農業高校の森本先生から、宮城での空心菜を使った支援活動について
メールをいただきましたのでご紹介します。

お世話になります。
宮城での活動も8回目となりました。
仮設で食べていただいたり、農家が栽培し出荷するなど、少しづつですが、
利用者も増えて嬉しく思います。
 
資料は今回の活動をまとめたものです。
中段の左にある、コンテナにドボンと苗をいれた栽培方法は、現地の三浦麗子さんが
考えられたものですが、簡単に効率よく栽培できます。(写真添付)
 
仮設だけでなく、一般家庭やベランダでの栽培、船舶での栽培など、
用途は飛躍的な拡がりをみせるかもしれません。

トンレサップ湖や赤道直下を航行する船の上で、コンテナドボンの空心菜が栽培され、
船上で定期的にミネラル豊富な海水を入れては伸び、また食べていただく。
考えただけでワクワクします。





事務局より  平成26年9月1日

中日本建設コンサルタント(株)かわせみ調査隊のレポートです。


10週目(9月1日)の空心菜の様子


 かわせみ調査隊です。
 10週目(9月1日)の空心菜の様子です。
 堀川は大潮の干潮時間帯でした。

 9週目に確認された浮島の凹みは完全に修復されました。

 空心菜の浮島は、さらに広がり、厚みが増しました。

写真1_堀川の様子
写真2、3、4_空心菜の様子









事務局より  平成26年8月25日

中日本建設コンサルタント(株)かわせみ調査隊のレポートです。


9週目(8月25日)の空心菜の様子


 かわせみ調査隊です。
 9週目(8月25日)の空心菜の様子です。

 堀川は大潮の干潮時間帯でした。

 毎年8月に発生するダニの被害は、7月の終りにその兆候と思われる状態が少し見られましたが、
今年は見られません。

 今日は空心菜の浮島の一部が少し凹んでいました。
 葉が食べられた様子は見られません。(写真4参照)

 アオサギやゴイサギがこの水域を囲むオイルフェンスにとまる姿を見かけます。

 このサギの仲間が浮島にとまり、葉を踏みつけたのかもしれません。

写真1_堀川の様子
写真2、3、4_空心菜の様子
堀川の様子


空心菜の様子


空心菜の様子

空心菜の様子



事務局より   平成26年8月20日

 恵那農業高校の森本先生からメールをいただきましたのでご紹介します。

お世話になります。
浮島も随分大きくなりホッとしております。

さて、カンボジアを意識し、新たな浮かべ方を研究中です。
以前ワラ縄に絡ませて浮かべたことがありましたが、見事に失敗しました。

そこで、竹に紐を巻きつけ、そこに切った茎を挟んでみました。

初日と2週間後の写真を送ります。
これなら堀川での撤去作業も楽にできるかと。

PS:今週末23(土)〜25(月)、7月に出向いた宮城で再び調査を行ってきます。
   今度は、私のみの活動です。

設置 平成26年8月7日


平成26年8月20日(14日目)の様子 平成26年8月20日(14日目)の根の様子




事務局より  平成26年8月18日

中日本建設コンサルタント(株)かわせみ調査隊のレポートです。


8週目(8月18日)の空心菜の様子


 かわせみ調査隊です。
 8週目(8月18日)の空心菜の様子です。

 堀川は小潮です。
お昼休み(満潮時間帯)の納屋橋付近は、久しぶりに陽射しが戻り、
蒸し暑い空気に包まれていました。

 昨日までの雨の影響でしょうか、堀川の水は、淡灰黄緑色で硫化水素の臭がしました。

 空心菜はどんどん横に広がっています。茎が太くなりました。
 おいしそうです。

 実験場の水域には、ボラとカダヤシがたくさんいました。
近くでギンヤンマが産卵している様子も見られました。

写真1_堀川の様子
写真2、3、4_空心菜の様子
写真5_ボラ幼魚、
写真6_ギンヤンマ産卵
堀川の様子


空心菜の様子


空心菜の様子


空心菜の様子


ボラ幼魚


ギンヤンマ産卵





事務局より  平成26年8月11日

中日本建設コンサルタント(株)かわせみ調査隊のレポートです。


7週目(8月11日)の空心菜の様子


 かわせみ調査隊です。
 7週目(8月11日)の空心菜の様子です。

 堀川は大潮です。
 今日は月が地球にもっとも近づくタイミングと満月が重なる日(スーパームーン)です。

 干満の差は2m以上です。

 お昼休み(干潮時間帯)の納屋橋付近は、ヘドロが巻き上がり
“灰緑色”と“灰色”がまだら状態になっているところもありました。

 水面には泡がブクブクと浮上していました。

 空心菜の実験場は、水が真っ黒で大きな泡が水面を揺らし、硫化水素臭が鼻をつきました。

 空心菜はこの最悪の水の状態をものともせず、台風11号の影響もなく、
横に広がっています。

 第5週に確認した枯れた葉のあたりは、その上に葉がでて、ほとんど修復されてしまいました。

 森本先生のメール(事務局より平成26年8月4日)のとおり、空心菜は桟橋側ではなく、
陽当たりの良い、開けた方向に伸びています。

 茎を浮力体として、葉は茎から力強く水面上に出ています。
 垂れ下がって水に浸かっているような葉はありません。
 空心菜の構造は、軽量で強度抜群です。

写真1_堀川の様子
写真2〜6_空心菜の様子

堀川の様子


空心菜の様子


空心菜の様子


空心菜の様子


空心菜の様子


空心菜の様子





事務局より  平成26年8月5日

中日本建設コンサルタント(株)かわせみ調査隊のレポートです。


6週目(8月5日)の空心菜の様子



 かわせみ調査隊です。
 6週目(8月5日)の空心菜の様子です。

 堀川は小潮の期間です。
お昼休み(満潮時間帯)の納屋橋付近は、色が“淡灰黄緑色”、少しドブの臭いがしました。

 空心菜は、5週目までとは比較にならないほど大きな成長を見せてくれました。
空心菜は暑い夏が好きですね。

 先週(第5週)確認した枯れた葉のあたりは、それほど大きな変化はありません。

 空心菜の近くにはたくさんの生き物がいました。
ミシシッピアカミミガメ、カダヤシとボラ幼魚の群れ、その小さな魚を狙って
カムルチー(40cmくらい)の姿も見られました。


  写真1_堀川の様子   写真2〜4_空心菜の様子
  写真5_ミシシッピアカミミガメ
  写真6_ボラ幼魚とそれを狙うカムルチー
堀川の様子


空心菜の様子


空心菜の様子


空心菜の様子


ミシシッピアカミミガメ


ボラ幼魚とそれを狙うカムルチー





事務局より  平成26年8月4日

 恵那農業高校、森本先生から、下記のメールとレポートを送っていただきましたので
ご紹介します。

 レポートを読んで、若い高校生の皆さんが、東北の被災地で貴重な体験をし、刺激を受け
大きく成長されたことを感じました。ぜひご覧ください。

お世話になります。
中日本建設コンサルタント(株)かわせみ調査隊のみなさん、いつもありがとうございます。
浮島のクウシンサイも、少しずつ大きくなってきましたね。
桟橋の北に位置しているので、なかなか日が当たらないなあと思っていましたが、
日の当たるほうへ茎が伸びていくでしょう。

遅くなりましたが、7月上旬の宮城での活動資料を遅らせていただきます。

植え付け本数も増えましたが(600本)、
「仮設のみなさんがひっきりなしに収穫されるので、大きく成長していません。」
と、数日前に現地の三浦さんからお話がありました。

多少なりとも役に立っているようです。
生徒の感想も添付いたします。

8月下旬に、再度調査に行く予定です。






事務局より  平成26年7月28日

中日本建設コンサルタント(株)かわせみ調査隊のレポートです。

5週目(7月28日)の空心菜の様子


 かわせみ調査隊です。
 5週目(7月28日)の空心菜の様子です。

 堀川は大潮の期間です。
 お昼休み(干潮時間帯)の納屋橋付近は、色が“灰黄緑色”、においは“ヘドロ臭”でした。

 一方、空心菜の実験をしている水域は、泡がボコボコと出ており、硫化水素臭がして、
ヘドロが巻き上がって、水の色は真っ黒でした。

 空心菜は上に伸びた茎が倒れ、横に広がりはじめました。
葉が1枚、枯れており、その周辺の葉の色が斑状に変色していました。

 過去の実験でダニが発生した時の状況に似ています。

写真1_堀川の様子
写真2〜4_空心菜の様子








事務局より  平成26年7月22日

中日本建設コンサルタント(株)かわせみ調査隊のレポートです。

4週目(7月22日)の空心菜の様子


 かわせみ調査隊です。
4週目(7月22日)の空心菜の様子です。

 堀川は小潮の期間です。
 お昼休み(上げ潮時間帯)の納屋橋付近は、色が淡灰黄緑色、においは“磯臭”(藻が腐ったような臭いを含む)と
“どぶ臭”があわさったような臭いでした。

 空心菜は背丈が高くなり、茎も太くなり、葉の数が増えました。虫に食べられたような跡もありません。

 水面に横たわった茎からは細かい根が大量に出ていました。

 堀川ではギンヤンマが水面ぎりぎりの周回飛行を繰り返していました。
また、水際に親子のハクセキレイがいました。
 餌をねだる幼鳥を水際に誘っているように見えました。餌
 が獲れる場所を教えているのでしょうか。

写真1_堀川の様子
写真2〜4_空心菜の様子
写真5_ギンヤンマ
写真6_ハクセキレイの親子
堀川の様子


空心菜の様子


空心菜の様子


空心菜の様子


ギンヤンマ


ハクセキレイの親子





事務局より  平成26年7月14日

中日本建設コンサルタント(株)かわせみ調査隊のレポートです。

3週目(7月14日)の空心菜の様子


 かわせみ調査隊です。

 3週目(7月14日)の空心菜の様子です。

 空心菜に先週末の台風の影響は見られません。

 堀川の納屋橋付近は、お昼頃に大潮の干潮時間帯(13時20分:T.P.-1.30m)を向かえ、
ヘドロが巻き上がり、水が墨汁をこぼしたようにまっ黒でした。

 ヘドロ臭で思わず鼻をつまみたくなるほどでした。
 
 空心菜の実験をされている水域もまっ黒でした。

 大量の泡が出て、腐卵臭(硫化水素臭)がしていました。

 空心菜はこの環境をものともせず、生育を続けています。茎が太くなってきました。

大潮・干潮時間帯の納屋橋付近。
ヘドロが巻き上がり、水が墨汁をこぼしたように真っ黒。
ヘドロ臭で思わず鼻をつまみたくなりました。

空心菜の水域も真っ黒でした。



茎が太くなってきました。


大量の泡が出て、腐卵臭(硫化水素臭)がしていました。


ベンケイガニの様子





事務局より  平成26年7月7日

中日本建設コンサルタント(株)かわせみ調査隊のレポートです。

2週目(7月7日)の空心菜の様子

 かわせみ調査隊です。2週目(7月7日)の空心菜の様子です。

 先週よりも茎が伸びました。そのうちの1本が横に倒れました。

 今週末に台風が近づき、天候が荒れ模様になると天気予報が告げています。
空心菜はまだまだ茎も細く、弱々しい状態です。風で吹きちぎられてしまわないか心配です。

 堀川では3センチくらいのボラの幼魚の群れが見られました。







事務局より  平成26年6月30日

中日本建設コンサルタント(株)かわせみ調査隊のレポートです。

空心菜の記録

 かわせみ調査隊です。

 恵那農業高校と名古屋堀川ライオンズクラブのみなさんによる4年目の挑戦がはじまって、
1週間がたちました。

 今日(6月30日)の堀川と空心菜の様子です。

 今日の堀川の水の色は、淡灰黄緑色でした。
空心菜は枯れている株もなく、設置時よりも全体的に葉の幅が広くなったように見えました。

 空心菜が設置された水域には、ボラとカダヤシがいました。
ベンケイガニの姿も見られました。

 空心菜を観察していたら、ハクセキレイが1羽飛来して、蛾を捕まえる様子が見られました。

下流側からなた橋を見る。

空心菜(全景)





空心菜の様子

空心菜の様子





ボラの様子

カダヤシの様子





ベンケイガニの様子

ハクセキレイの様子




事務局より  平成26年6月22日


  恵那農業高等学校と名古屋堀川ライオンズクラブの協働実験で、今年も
 納屋橋の桟橋付近で、堀川の浄化を試みました。

  14時450分頃から、恵那農業高校の生徒さん達若人と、名古屋堀川ライオンズクラブの
 メンバーが一緒になって今年も作業を始めました。

  約2時間の作業で設置作業やヘドロの採取、水質検査は完了。

  例年、この空心菜は、堀川から窒素、りんなどの有機物を吸い上げて大きく育ちますので
 今年は、収穫の時の労力のことも考えて、昨年同様、ペットボトルの浮き船に4〜5株ずつ、
 3セットを浮かべるだけにしました。

  また、堀川からヘドロを採取して学校に持ち帰り、乾燥させてたい肥などに混ぜ、肥料として
 ヘドロを活用する実験をする予定とのことです。

 
   恵那農業高校の皆さんは、このあと阿木川ダム湖じょの浄化実験で空心菜設置をしたあと
  今年も7月上旬に宮城県に出向いて、津波による塩害をこうむった水田などを、空心菜を使って
  塩分の吸い上げをする
  装置を設置にゆくそうです。

   堀川という、塩分のある水域で、空心菜が大きく育つことを確認したことから
  同じ空芯菜が、津波の被災地で、少しでも役立てないか、という発想からの
  行動です。

   若い人たちの心意気を、心より応援してあげたいですね。

恵那農業高校の生徒さん4名が、森本先生の引率で納屋橋へ。
名古屋堀川ライオンズクラブのメンバーと開会式です。


恵那農業高校のハウスからもってきていただいた
空心菜の苗。


3つの浮き島に、4〜5株ずつセットします。



堀川に浮かべられた空心菜。



設置前の様子。



設置後の様子です。
右側の籠は、生き物を捕獲するためのものです。


ヘドロの厚みを測ります。


3か所でヘドロの厚みを測り平均します。


堀川のヘドロを採取するため、卒業した先輩と考案した
新兵器です。



今年は、とても効率的に、見事にヘドロを採取できました。
それにしても、そのとき湧き出るメタンガスの泡はすごい!



採取したヘドロの様子。



このヘドロを学校に持ち帰り、肥料として活用できないか
実験をするのだそうです。


堀川の水質を検査します。



堀川の水質を検査します。



作業が終わって、堀川LCのメンバーと一緒に
記念撮影しました。









   おともだちを誘って、みんなでたいっぱい調査隊、応援隊を作りましょう。

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