堀川を清流に
  堀川1000人調査隊2010

         活動の記録


   
堀川や中川運河を活用 新定期航路を

         名古屋市、国交省などが第1回検討会 (読売新聞より)




事務局より
                平成24年7月4日

 堀川や、中川運河を舟運を活用して再生しようという市民の声が高まる中、
行政も、「水上交通網水深プラットフォーム」を設立、第1回会合を開いたとの報道が
ありましたので、ご紹介します。

  なお、ご参考までに、舟運関連の最近の別の記事は下記をご参照ください。

     ⇒中川運河に周遊航路 今夏にも実現か  (平成24年3月10日)

     ⇒観光活用策考える 木曽三川クルーズ  (平成24年3月16日)

     ⇒七里の渡し復活を検討 名古屋市と中部運輸局 定期運行へ組織設立 (平成24年6月19日)


読売新聞  平成24年7月4日(水) 朝刊より






以下は、平成24年1月31日付で掲載した関連記事です。


事務局より
                平成24年1月31日

 本日掲載された新聞記事をご紹介します。


中日新聞  平成24年1月31日(火) 朝刊より


毎日新聞  平成24年1月31日(火) 朝刊より





事務局より
                平成23年11月26日

  堀川の浄化・再生には、名古屋港・中川運河と連携した舟の活用が不可欠。
 そういう観点から、堀川1000人調査隊など、名古屋市民は、これまで行政などと
 連携して、下記に示すいくつかの例のように、数々の取組みや社会実験を行ってきました。


      堀川1000人調査隊による、七里の渡しクルーズ特別調査隊(平成20年10月19日)

      堀川ウォーターマジックフェスティバル 市民による納屋橋⇒名古屋城の定期便実験(平成23年10月8日)

      堀川1000人調査隊による、中川運河船上視察会(平成23年10月15日)


  昨日の名古屋市議会において、堀川・名古屋港・中川運河などの水上交通ネットワークを
 活かした街づくりを進めるプロジェクトチームを名古屋市が発足させる方針を明らかにしたという
 新聞報道がありましたので、ご紹介します。


読売新聞  平成23年11月26日(土) 朝刊より


毎日新聞  平成23年11月26日(土) 朝刊より


中日新聞  平成23年11月26日(土) 朝刊より


朝日新聞  平成23年11月26日(土) 朝刊より



以下は、平成23年10月15日付で掲載した関連記事です。



事務局より   平成23年10月15日

  中川運河は、堀川と共に、名古屋の魅力を高めるための貴重な水辺空間。

 その再生計画の策定が、名古屋市や名古屋港管理組合を中心に進められています。

  ふだん、堀川再生のために活発に活動している、堀川1000人調査隊の皆さんに
 なかなか体験できない中川運河を船上から視察する機会を設けて、市民の生の声を
 集め、それを再生計画策定に生かしていただこう!

  こういう主旨で、調査隊の皆さんから参加希望者を募ったところ、当初予定していた
 30名を大幅に超える約60名の応募があり、午前便、午後便の2回に分けて、視察会を
 実施することになりました。


  10月15日の当日は、前日から当日早朝にかけて、かなり激しい雨が降り、
 開催そのものが危ぶまれましたが、なんとか予定時間には雨も小降りになり、
 無事船を出航させることができました。


  参加者のほとんどは、中川運河での乗船は初めての体験。

  眼の前に広がる広大な水辺の風景や、水上を見上げると、
 名古屋駅前の高層ビル群が広がる素晴らしい光景に、運河再生への夢が
 ふくらみました。


  また、パナマ運河と同じ仕組みで、名古屋港の海水面と、中川運河の水面の
 高低差を調整するための「閘門(こうもん)」を体験した人たちからは、
 1m〜1.5mの水位差が、エレベーターに乗っているように、瞬く間に
 解消されてゆくのを体験して、「お〜〜〜」と驚嘆の声があがりました。


  若い世代への学習教材として、きわめて有効な施設であり、ぜひ教育に
 生かしたいという声も聞かれました。

  
  一方では、中川運河の水面が、名古屋港の水面よりかなり低い、
 ということも閘門体験を通して実感し、「防災」という見地からも、
 色々と考えなければ、という声も聞かれました。


  また、この日の運河には、おびただしいゴミが広がり、海の近くでは
 比較的きれいにみえた水も、北支線(名古屋駅近くの堀留付近)、東支線
 (松重閘門方面)にはいると、水の色が濁り、悪臭も感じるなど、あらためて
 問題点を実感しました。


  特に、堀川でも中川運河でも、大雨のあとには、路上などからビニール袋、
 ペットボトル、空き缶、枯葉などのごみが、雨水によって洗い流され、それが
 下水処理場に到達する前に、雨水吐(うすいばき)から川に直接流れ込むため、
 この日の堀川・中川運河の水面は「ごみだらけ」の、大変な状況でした。


   それに加え、汚くなった川には、雨水で流されたとは思えないような、
 つまり、人の手で投げ込まれたとしか思えないような一升瓶、 名古屋市指定の
 45Kg用のゴミ袋満タンに詰め込まれた家庭ごみも浮いていました。

 心ない市民の行動に、船上からは、情けないやら腹立たしいやら
 複雑な声がたくさん聞かれました。

  日常、清掃活動を活発に行っているメンバーが多かっただけに、それらの
 人々の声は特に重いものがありました。

  また、護岸で剪定され、片つけきれなかったと思われるような、大きな
 木の枝もたくさん浮いている様子が確認されました。

  護岸を緑化することもよいけれども、後始末のことも考えると、もっと
 護岸の緑化については根本的に考え方をかえなくてはいけないのでは、
 という声も多数聞かれました。


  この日参加者から集められたアンケートは、後日とりまとめて、
 中川運河再生委員会での参考資料として活用していただく予定です。


 
運河の視察に使ったジェット船。
納屋橋桟橋〜名古屋港〜中川運河〜
堀留〜松重閘門の往復は、約3時間の
クルーズになりました。


中川運河の水辺の光景。
いろは橋近くの漕艇センター付近。




名古屋の水上スポーツのメッカとして、年間
約7000人の人が練習や大会などに
訪れるのだそうです。

堀川とはまた違った光景が楽しめる、
中川運河のクルーズでした。


名古屋港から中川運河にはいるには
海水面と運河の水面の高低差の調整が
必要です。
そのための入り口、中川口閘門を南から
見た光景です。

閘門の中に船が進むと、前方のゲートはしまっています。
閘門に入ると、後方のゲートも閉められ、いよいよ
水位差の調整が始まります。



壁に示された水位のものさしをみていると、
みるみるうちに水面が変わってゆくのがよく
わかりました。

無事、前方の水面と同じ高さになり、前方の
ゲートが開き、閘門から船は出てゆきます。


小栗橋付近から東支線を見たところ。
(西から東に向けて撮影)
左側の建物は改修工事中の露橋水処理センター。
前方に松重閘門があります。








船を東に進めてゆくと、松重閘門に到着。
昔(昭和43年頃まで)は、このゲートがあいて
船は堀川に進んでゆけたそうですが、
舟運がトラックなどの陸上輸送にシフトした結果
使用者が減り、今は閉鎖されてコンクリートで固められて
います。

しかし、この閘門が復活すれば、笹島から中川運河
そして堀川から名古屋城までが船でつながり、
閘門体験も味わえるという、素晴らしい観光コースに
なるのでは、という夢がふくらみました。

一方で、大雨のあとの中川運河や堀川には
おびただしい浮遊ゴミが浮いていました。

川から水を吸い込んでは吐き出して進むジェット船
のエンジン部分にこれらのゴミが詰まってしまい、
特に午後便では、何度も船がエンジンストップして
漂ってしまうことがありました。

この状態では、とても観光舟運どころではない、
という感想が多くの人から漏れました。

護岸から滑り落ちたと思われるような大きな木の枝、
ゴミ袋、投げ捨てられたと思われる一升瓶など、
見ていてあまりに悲しくなる光景が広がっていました。

水辺の再生には、水質の浄化とゴミ対策が真っ先に
必要という声が、参加者から多数聞かれました。


船内では活発な意見交換や質疑応答が
交わされました。

午前の便には、山田雅雄元名古屋市副市長
(現・中部大学客員教授)も参加され、中川運河の
行政などについて、過去から現在に至る説明も
していただきました。

NPO法人 伊勢湾フォーラムのメンバーの
柳田さんは、中川運河についてとても詳しく、
参加者に非常にわかりやすい説明をしてくださり
ました。

雨もあがって、屋根をオープンにしたら
たいへん開放感があって、非常に気持ちのよい
船旅になりました。


以下、募集時の参考資料です。








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     ⇒募集要項はこちら

     ⇒申し込みフォームはこちら

     ⇒社会実験に関する新聞報道はこちら




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