堀川を清流に
  堀川1000人調査隊2010

         活動の記録



   12月10日に開催された、シンポジウムの記録をご紹介します。

     
水辺 x まちづくり  (みずべ・かける・まちづくり)      

     「堀川の水辺空間活用シンポジウム」

        日時  平成23年12月10日(土) 17:00〜19:45

        場所  朝日ホール (朝日会館15階)
              名古屋市中区栄1−3−3

        主催  堀川1000人調査隊2010実行委員会
             堀川ウォーターマジックフェスティバル実行委員会
             名古屋都市センター
             名古屋市




事務局より

  平成23年12月10日に開催された上記シンポジウムの会議記録が出来上がりましたので
  ご紹介します。

      ⇒なお、詳細な全文記録はこちらををご覧ください。









以下は、平成23年12月12日付けで掲載した関連記事です。


事務局より    

  堀川の再生のためには、都心の貴重な水辺空間を活用して
 都市に魅力を演出し、市民が親しみ、誇れるような空間作りが必要なのでは!


  そういう発想から、堀川1000人調査隊2010実行委員会、
 堀川ウォーターマジックフェスティバル実行委員会が、名古屋市、
 名古屋都市センターと一緒になって、「堀川の水辺空間活用シンポジウム」を、
 12月10日(土)、朝日ホールで開催しました。

  
  会場には、堀川1000人調査隊や堀川応援隊に参加する市民や、
 広小路通り周辺の商店街の方々、大学生、地元企業など多数がつめかけ、
 準備した150席が満席になりました。


   この日のテーマは、「水辺 かける まちづくり」

  足し算ではなく、掛け算の発想で、色々なものを掛け合わせたり、力をかけあわせて
  新しい、大きな成果に結び付けたい。 

   こうした「思い」でこのシンポジウムは企画されました。



   そして、自分たち地元の人間だけでは、既存の概念や発想から、なかなか
  抜け出せない悩みを、先進都市や、事例を多く扱っている専門家のお話の中から
  何らかの、「とんがった気づき」を得て、ブレークスルーしたい!

   それがこの日のシンポジウム開催の、最大のねらいでした。


  最初に、「NPO 水都おおさか水辺のまち再生プロジェクト」理事の、末村 巧さんから
 水都大阪で成功している、「北浜テラス」などの魅力ある試みについて、その活動が
 どのように始まり、どのような経意を経て成功していったのか、を苦労話を交えてご紹介
 いただきました。


  次に、「水の都ひろしま推進協議会」事務局の勢良 寛(せら・ひろし)さんから、
 広島で成功している水辺のオープンカフェなどのお話をしていただきました。
  オープンカフェになる前は、夜の一人歩きが怖いような場所だったのが、今では
 とてもにぎわいのある空間に生まれ変わったというお話もご紹介いただきました。


  3番目には、東京でアイデアにあふれるユニークな活動をしている
 「ボートピープル・アソシエーション」の山崎博史さんから、
 水辺を船から丁寧に観察してゆくと、うまく活用できる事例がものすごく
 たくさんある、というお話や、実際に自分たちのアイデアで生まれ変わった
 都市空間などの事例を、本当に数多くご紹介していただきました。

  
   この3つの事例紹介のあと、全国の水辺空間を研究し、
  地域のもつ課題を、地域の人たち自身がが解決するコミュニティづくりが必要と、
  そうした活動の支援を、実際に現場でされている、
  Studio-L 代表の、山崎 亮さんに講演をしていただきました。

   
   私自身、はじめての体験で、たいへんびっくりしたのですが、
  山崎亮さんは、ご自分の前に話された3人の方のお話を、
  すべてその場でパソコンに入力、それらの内容を、その場で
  パワーポイントにまとめられていました。

   そしてそれぞれの事例について、重要なポイントを解説されながら、
  会場の聴衆が、3人のお話を、スライドをみながら復習するチャンスを与え、
  その事例を元にして、「水辺 x まちづくり」に必要と思われるキーワードを
  抽出されていきました。

   このお話の内容については、たいへん素晴らしいものでありましたので、
  後日、整理をして、あらためてご紹介をしたいと思います。



   最後に、名古屋都市センター上席調査研究監、羽根田英樹さんの司会で
  地元・堀川で活動する、堀川ウォーターマジックフェスティバル実行委員会の丹坂和弘さん
  堀川まちづくり構想策定にかかわる、名古屋工業大学准教授の秀島栄三さん
  講演者の山崎亮さんの対談(パネルディスカッション)が行われました。


   中身の濃い素晴らしいシンポジウムは、もっともっと話が聞きたい、という気持ちを
  参加者の皆さんに残しました。


    この日の講演や事例紹介をされた皆さんからは、名古屋の人たちの、
  「堀川に対する熱い気持ち」をひしひしと感じた、というご感想をいただいています。


   堀川の都市空間をどのように活用していったらよいのか!

   市民が積極的に関わる、「水辺のまちづくり・名古屋モデル」が、
  この日をきっかけに始動し、いつか、日本全国の最先端モデルとして評価される
  日が来るのではないか。

   そういう夢を感じさせるシンポジウムになりました。



 
パワーポイントを駆使して、非常にわかりやすいお話をされた、山崎 亮さん。

会場の朝日ホールのようすです。


準備された150席は熱心な市民で満席に。

※まったく意図的な動員なしに、
 「堀川だけのシンポで満席になる」ということに、
 ゲストの方々は、たいへん驚かれていました。



講演をされた、山崎亮さん(左)と秀島栄三さん(右)


丹坂和弘さん(演題右)と羽根田英樹さん(同左)





以下は、平成23年11月5日付で掲載した関連記事です。


事務局より    平成23年11月5日

   堀川の水辺空間をいかに活用して名古屋のまちづくりに生かしてゆくとよいか。

   そんなテーマで勉強をするために、堀川1000人調査隊などが主催する下記のシンポジウムを
  開催いたしますので、ご案内いたします。

   ぜひ、ふるってご参加ください。

   お申込みは、 名古屋都市センターまで、電話・ファックス・メールなどで
   次のことをお知らせください。

     参加する方の
       (1)お名前、
       (2)所属  (調査隊・応援隊名、会社名など)
       (3)お電話・ファックス・メールアドレスなど、ご連絡方法

      グループ、団体などで一括して申込みされる方は、
     参加される方全員のお名前のほか、代表者の連絡先をお知らせください。
   

               電話     052−678−2216
               ファックス  052−678−2211
               E-メール   chosaka@nui.or.jp
  

    
⇒参加申込み書のダウンロードはこちら


       講演者 山崎 亮氏について

         ⇒studio-L ホームページはこちら

         ⇒ウィキペディアの記事はこちら

       大阪の事例について
         
         ⇒水都OSAKA 水辺のまち再生プロジェクト ホウワセツビコウギョウ(カーウページはこちら


       広島の事例

         ⇒水の都ひろしま推進協議会のホームページはこちら


        東京の事例

         ⇒BOAT PEOPLE Association のプロジェクトのホームページはこちら


       








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