堀川を清流に
  堀川1000人調査隊2010

         活動の記録



    都市河川 堀川にとって、理想的な緑化推進とは何だろうか?

     ひょっとこ調査隊の提案をご紹介します。

      皆さんのご意見はいかがですか?


          


事務局より    平成23年10月12日

   ひょっとこ調査隊、石黒隊長から提案をいただきましたのでご紹介します。

   石黒さんが皆さんのご意見等をお聞きになりたいそうですが、
  皆さんのご意見はいかがでしょうか?

       ⇒ご意見等は、こちらまで。


堀川1000人調査隊2010 ひょっとこ調査隊 石黒より


 ニュースで全国一のアサリ稚貝の産地である豊川河口の六条潟で
貧酸素発生のため、親貝を含めアサリが全滅した映像を放映していたのは
多くの皆さんが見たと思う。

 原因についても解説されていた。

 要は人間生活から排出される富栄養素水が原因、植物プランクトンの大量発生、
その枯死したのが深場に溜まり分解過程で貧酸素水塊をつくり、それが風や潮流で
浅場に運ばれ、干潟に生息するアサリをはじめ底層生物が死滅する。

 都市緑化ということで街路樹や河川法面の緑化が進められているが、
この在り方を考えたい。

 堀川に似ている都市河川、神田川や道頓堀川の水がきれいになったとのこと。

 海水の遡上を制御したのと沿川緑化の様子を比べてみるといい。

 堀川の沿川は必要以上に緑が多すぎる(水面上まで緑が覆う必要はないと思っています)。

 堀川は時々貧酸素(酸欠)で生き物が死ぬが、神田川や道頓堀川はどうなのだろうか。

 山は海の恋人、緑化が海のためにいい事を今一度考え直してみたい。

 堀川のような都市河川や低平地河川にも通用することだろうか。

 街路樹の枯死植物は下水道を経て浄化されるというものの、
どれ程栄養素を除去処理されているのか。

 知れたものだと思う。

 このことから、堀川の沿川の緑化のあり方を今一度見直し、
剪定・手入れが必要と思う。

 樹種も枝振りの小さいもの、生成の遅いものへの転換や
樹木から草花への転換もあるし、草花にしても球根類は葉の生育が少ないとか、
樹木でもスイリュウヒバは成長が遅く、常緑で樹景が柳や松の中間で
落葉が少ないなど、河川水質環境に優しい樹種緑化の推進が必要です。

 特に専門家であるはずの造園業者のアドバイスや行動に大いに期待していますが、
唯の一市民に過ぎない私一人ではどうしようもない。


 ここ一番、来春辺りから堀川1000人調査隊が中心になって
堀川の沿川の理想的な緑化推進に向かう活動をスタートさせてみては
どうでしょうか。

 あなたゴミを発生捨てる人(植物のこと)、私ゴミを拾い処分する人(コラボの人)が
延々と続くような関係は早く断ち切りたいと思っています。

 皆さんの意見、アイデアはどうでしょうか?


  事務局注1

   中部大学の武田誠先生の研究論文に、次のような内容の記述がありますので
   ご紹介します。

  「堀川の底質に葉や枝が含まれている」

  「自然浄化機能が強く期待できない現状では、堀川に出来る限り
   枯葉などの自然物を入れないことが必要である。したがって,
   護岸の整備や樹木の管理など枯葉などの流入抑制を進めることも
   大切な対策であるといえる。」

   http://www.sangetsu.co.jp/hibizaidan/pdf/hibi_19/takeda.pdf






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